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お彼岸の法要でした

3月21日は19時より称名寺の彼岸法要を執り行いました。

連休明けの夜ということで、お集まりいただくのには向かない日取りでしたが、25名あまりの方にお集まりいただくことができました。 足元の悪い中、お越しいただきました皆様、ありがとうございました。

今回はお説教師様に内海は西岸寺の萩原賢良住職をお招きしました。 全国をまわること10年、インドへ渡ること2年と、修行を積まれた萩原氏がお話された内容は、「阿弥陀様に救われましょう。」ということでした。

よくある内容に思われるかもしれません。けれど、日本の仏教が形骸化し、「本当の意味で信仰している人がどれだけいるだろう。」と考えさせられることの多い今日、「仏教とは本来、私たちの心を救ってくれる存在なのだ。」と改めて感じられる有意義な内容でした。

萩原さんの言葉の中で、印象深かった内容を以下にまとめます。 信心・先祖供養というのは、法事をきちんとこなして、お布施をすることではありません。(勿論、できればそれもしていただきたいですが。) 今、命あるあなたが今日を悔いのないよう、幸せに送ること。それが最大の先祖供養であり、信仰の形です。

生きている私たちの過ごす時間には本来優劣は尽きません。今していることが、掃除であっても、昼寝であっても、仕事であっても、自分自身が精いっぱい幸せを感じられるよう、瞬間瞬間を大切に過ごす。それこそが、ご先祖さまへの最大の供養となるのです。今あなたがいること。あなたがこの日を幸せに過ごすことを、脈々と受け継がれ来た命たちが一心に願ってくれています。

死んでからは、阿弥陀様がきちんと救ってくださいます。生きている今を、精一杯実りあるものにしましょう。


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